<大切なお知らせ>
この度、IMPULSは、東京学芸大学発ベンチャー企業「IMPULS合同会社」として事業を開始いたしました。
IMPULSは、東京学芸大学において実施された文部科学省特別経費(プロジェクト分 -国際的に卓越した教育研究拠点機能の充実-)『国際算数数学授業改善のための自己向上機能を備えた教員養成システム開発』(通称:国際算数数学授業研究プロジェクト、研究代表者:藤井斉亮、2011〜2016年)の研究成果、ならびに東京学芸大学『次世代教育モデルの研究・発信と拠点作り』による「教員研修の国際的拠点の構築」事業(2017-2019年度の3カ年)等の成果に基づき、2020年1月からは、本学の教育インキュベーションセンターが推進するExplayground事業の一環として、一般社団法人東京学芸大 Explayground 推進機構の支援のもと「授業研究ラボIMPULS」として起業準備をしてきました。
社名である「IMPULS」 は、「International Math-teacher Professionalization Using Lesson Study」の頭文字をとったものです。同社は日本独自の教師の職能形成システムである、「授業研究」によって、国内外の算数数学教育に携わる教師や指導者の専門職化を支援・促進することを使命とし、主に次の5つの事業を展開していきます。
(1)教育に係る人材育成、能力開発のための事業
(2)授業研究に関する研修、セミナー、講演会等の企画、立案、実施、運営及びそれらに 関するコンサルティング業務
(3)授業研究に関する研究開発事業および調査研究業務
(4)インターネットを介した授業観察システムによる授業研究会の運営、授業記録ツール 及び研修教材等の開発、管理業務
(5)学習用教材、教育関連図書の制作、販売、販売仲介業務
今後は、大学発の民間ベンチャー企業として、国内外の学校や教員・研究者の皆様のお役に立てるような事業を展開して参ります。
何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。
―会社概要―
会社設立 令和5年8月22日(法人番号:2012403006133)
代表社員 松田菜穂子
顧問 藤井斉亮、高橋昭彦
*写真は、「授業研究イマージョンプログラム」のものです。海外で授業研究をリードする算数数学教育研究者や現職教員を対象に,日本の授業研究の実際を知りより良い授業研究のあり方への議論を深めることを目的としており,2012年から2023年6月までの間に,12カ国からのべ335名が参加しました。