先生たちが自ら学び合い・高め合う、それが日本独自の教員の職能形成システム、「授業研究」です。海外の学校や教育委員会でも、日本のような授業研究を始めようとする動きが広がっています。

では、授業研究の文化がないところで、どうやって授業研究コミュニティをつくり・育てていくことができるのでしょう?
これは海外で授業研究を始めようとする学校や地域が抱える大きな問いです。この問いは、実は日本も、特に高等学校などの授業研究の文化がない学校や地域にとって共通しているかもしれません。

この度、アメリカ・サンフランシスコ市郡での授業研究プロジェクトをリードする学校教育関係者16名が来日し、今年度第3回目となる「授業研究イマージョンプログラム*注」に参加します。トーク会では、アメリカの研究指定校や学校区での授業研究会をどのように進めているかについて、そして初めて見た日本の研究研究について考えたことや疑問を自由に話してもらいます。昨今の働き方改革などにより、授業研究に対する多様な見方も生まれつつある今、海外の先生とともに、授業研究を行う意義や価値について、一歩引いたグローバルな視点で考えてみませんか?

*使用言語は英語ですが、必要に応じて通訳サポートします。

内 容16:00〜16:10 趣旨説明
16;10〜16:15 IMPULSイマージョンプログラムの紹介
16:15〜16:30 サンフランシスコ統一学校区における授業研究プロジェクトの紹介、
            日本で学んだことと今後に向けた取り組みについて
16:30〜16:50 対話1
16:50〜17:00 日本の高等数学における授業研究
            (東京学芸大学 西村圭一教授、成田慎之介准教授)
17:00〜17:25 対話2
17:25〜17:30 まとめ
場所ハイブリット方式
    (A)東京学芸大学図書館1階 ラーニングコモンズ/アクティブエリア *定員20名
    (B)zoomによるオンライン参加 *定員100名
対象小中高の現職教員、大学/大学院生、研究者など教育関係者
参加費無料(*18:00〜懇親会は別途参加費が必要です)
申込みPeatixより事前受付(11/15 までにお申し込みください)
https://impuls2023nov.peatix.com/
主催東京学芸大学発ベンチャー IMPULS合同会社( info@impuls-jp.com)